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充放電検査装置事業
充放電検査装置とは
充放電検査とは、蓄電池(リチウムイオン2次電池)の製造工程の1つである活性化工程を担うものです。
蓄電池の製造工程では、電極を配置、絶縁体に電解液を塗布、組立(アッセンブリ)という過程を経て形が出来上がります。しかし、この時点では形のみで、電池としての機能はまだ有していません。
蓄電池としてエネルギーを蓄積させる為には、電流値や電圧値・環境温度などを最適な条件のもとで充放電を行い、化成と呼ばれる化学変化を起こさせます。この化成という工程を担っているのが、充放電検査装置です。化成という活性化工程により、初めて高エネルギーを蓄積できる電池となるのです。
活性化工程では、高精度な充放電検査機能と優れた安全性、そして省エネが同時に要求されます。SECIは独自の電気制御技術をベースに、先進の充放電検査装置を製造しています。
Manufacturing Engineering
Manufacturing Engineering
製造工程と事業領域
SECIが提供する充放電検査装置の特徴
新開発の双方向PFC搭載のAC回生電源により、従来では不可能であった高精度・高速応答を実現すると共に、通常の2倍のパワーで1/2のコストを実現しております。検査工程における放電時の電力を熱で浪費すること無く、周辺装置へ の給電に用いることで消費電力を最小にすることが出来ます。発熱を抑えることにより、装置の大きさを小さくすることが 出来ると共に装置寿命を延ばし、同じ容積でより多くの生産量を確保することが出来ます。
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機能1
データ表示
検査トレイ単位で電圧、充電容量、放電容量、容量ランク等のデータを表示します。
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機能2
状況表示
装置全体の稼動状況を1画面にリアルタイムで表示します。また、充放電の状況をトレンドグラフ表示します。
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機能3
充放電検査パターン登録
充放電検査パターンは、標準で100パターンの登録が可能です。また、1パターンに20ステップまでの充放電条件が設定出来ます。(充電/放電/休止)設定項目としては、モード、電圧値、電流値設定、終止条件、判定条件、保護条件等があります。
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機能4
メンテナンスサポート機能
各ステージ別に、チャンネル単位で各種不良発生状況を表示します。また、ステージ単位で稼動、停止の設定が可能で、電源故障や接触部故障時等、装置全体を停止することなくメンテナンスが可能です。
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機能5
アラーム表示
ステージや搬送系等、装置全体に渡る故障発生状況をアラーム利敵として表示します。
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機能6
自動校正
他のステージで充放電している間にも、自動で校正作業を行うことができます。
※自動校正を行うための重要特許を保有しています。
実績
電池量産用充放電装置